大統領は平和維持要員に国家勲章とメダル授与

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-10-09 11:46:37

(ウランバートル市、2025年10月9日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は発令し、南スーダン共和国での平和維持活動に従事した第14次派遣部隊の隊員に対し、国家勲章およびメダルを授与した。


宣誓に忠実で、世界平和と安全のために勇気・忍耐・判断力・技能を発揮し、その任務を誇り高く果たした平和維持要員に対し、モンゴル国大統領兼国軍最高司令官であるオフナー・フレルスフは、国家と国民を代表して感謝の意を表した。


国家元首は、南スーダン共和国において一般市民の保護、国連の拠点や職員の安全確保、人道支援団体の活動支援などの任務を厳しい治安情勢や気象条件の下で隊員たちが1年間にわたり見事に遂行したことを強調した。


特に本年4月および5月に南スーダンのユニティ州で発生した武力衝突の際には、約1500人の市民および国連職員を完全に保護し、安全を確保するとともに、約800人の避難民を含む避難行動の護衛を高度に組織的に実施したことを強調した。


「モンゴル軍」としての名を世界に広めている数多くの平和維持要員の功績と献身は、モンゴル国の国際的な評価を高め、国家の安全保障政策とその実施において極めてな役割を果たしていると言及した。


また、平和維持要員の支えとなり、子どもを育み家庭を支えているご家族に感謝の意を表し、幸福とさらなる成功を心より祈念した。


現在896名のモンゴル人ブルー・ヘルメットのうち、14.2%が女性であり、この割合は国連に部隊を提供している121ヵ国中、19位に位置している。さらに、キプロス共和国で実施されている国連の平和維持活動でモンゴル人将軍が初めて軍司令官に任命され指揮を執っている。


モンゴル軍の威信は年々高まっており、国連の平和維持活動における上級将校および女性平和維持要員の増員を目指す政策は着実に成果を上げている。



モンゴルは2002年、初めて2名の軍事監視要員をコンゴ民主共和国に派遣して以来、これまでに延べ2万2000人以上の軍人が平和維持活動に参加している。