モンゴル、OSCEの理念と原則を堅持

政治
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2025-12-11 18:25:20

(ウランバートル市、2025年12月11日、国営モンツァメ通信社)バトムンフ・バトツェツェグ外相は、12月4日~5日にかけてウィーン市で開催された欧州安全保障協力機構(OSCE)第32回閣僚理事会に出席した。


閣僚理事会の定例会合に、OSCE加盟国57ヵ国および協力パートナー国11ヵ国の外務大臣と副大臣が出席し、地域の安全保障、平和維持、対話促進などに関する各国の立場を表明した。


バトツェツェグ外相は、12月5日の総会で演説を行い、モンゴルがOSCEの価値観と基本原則を一貫して支持することを表明するとともに、ヘルシンキ宣言およびパリ憲章の履行にあたり、信頼醸成、対話、共同責任が重要であることを強調した。

モンゴルは、民主主義、人権、サイバーセキュリティ、汚職対策、テロ対策、越境脅威への対応などで、OSCEと積極的に協力している。


OSCEは地域安全保障における最大の機構であり、カナダからロシアに至る広大な地域の安全保障を、軍事・政治、経済、環境、民主主義、良き統治の主要分野で扱い、対話や共同事業を実施する。


モンゴルが2012年に同機構に加盟したことが、地域の安全保障に参画し、第三国との関係政策を推進する上で重要な意義を持った。