ザンダンシャタル国会議長はドイツ連邦議会常任委員会委員らと会談

政治
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2024-04-09 12:56:46

(ウランバートル市、2024年4月9日、国営モンツァメ通信社)4月2日、ゴムボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は、ヴォルフガング・シテフィンガー氏が率いるドイツ連邦議会経済協力開発常任委員会の委員らと会談した。


会談の冒頭、ザンダンシャタル議長は、委員らのモンゴル訪問を歓迎し、2024年が、両国の外交関係樹立50周年とモンゴル人のドイツ留学100周年記念年であると強調した。また、「今年2月に外交関係樹立50周年の枠内で、フランク・ヴァルター・シュタインマイヤードイツ連邦共和国大統領がモンゴルを国賓訪問し、両国関係が『戦略的パートナーシップ』に格上げされ、双方が共同声明に署名した。民主主義、人権、自由、法の規則など共通価値観が両国を近づけ、両国関係と協力がますます強化されている。ドイツはモンゴルの第三隣国で、ヨーロッパにおける最も重要な信頼できるパートナーである。従い、ヨーロッパ諸国の中で最初にドイツと戦略的パートナーシップを確立した。ドイツは、モンゴルにおける民主主義、法の支配、議会制度強化に貴重な貢献をしてきた。1990年のモンゴル民主化以降ドイツが徹底的に応援してきたことに、モンゴル国民と政府が常に感謝していると述べた。


委員らの先頭であるシテフィンガー氏はモンゴルの国会議長と議員らが時間を割け、会談したことに感謝の意を表し、両国は長年にわたり友好関係と開発協力を行ってきたと指摘した。また、困難で複雑な国際情勢の中、民主主義的価値観を持つ国々の協力強化がより重要であると強調した。今回の訪問団に、連邦議会の主要政党および連立政権の代表が含まれており、両国間戦略的パートナーシップの格上げのため、関係当局者らと意見交換を行い、同訪問の成功を確信していると述べた。


ザンダンシャタル議長は、「2つの大国の間で独特の地政学的位置を有するモンゴルにおいて、議会統治を強化し、独立、安全確保、民主的価値観を維持しつつ発展することが非常に重要であると考えている。従い、議会統治強化と完全化を目的とする改革と革新を行い、モンゴル憲法を改正した。今年6月、モンゴル国会総選挙が実施され、憲法改正により国会議員数は76名から126名に増員された。また、今回の選挙を混合制度で行う実施法は、ドイツ連邦議会の手法とよく似ていると言える」と語った。



シュテフィンガー氏は、モンゴルの最高立法機関に関する詳細な情報を提供した国会議長に感謝の意を表し、代表団を紹介した。双方は、両国の議会、構造と組織、論争解決について意見を交換した。


会談で、G.テムーレン国会議員兼予算常任委員会委員長、Ts.ツェレンプンツァグ国会議員兼経済常任委員会委員長、M.オユンチメグ国会議員兼モンゴル・ドイツ議会グループの党首やその他の役人らが出席した。