Ulaanbaatar
女性リーダーたちは何を重視したか
政治
（ウランバートル市、2024年8月25日、国営モンツァメ通信社）世界女性フォーラムはモンゴル・ウランバートル市で初めて成功裡に開催され、閉会された。
「緑の未来のために」をテーマにした同フォーラムに19人の国家元首、立法機関長官、閣僚、20以上の国際機関、非政府組織、市民社会、ビジネス、スポーツ、芸術など各分野の800人以上の女性リーダーたちが出席した。フォーラムの参加者らは以下のような演説を行った。
バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣：
女性が権利を獲得し、権限を与えられると、社会は回復力を持ち、経済が力強くなり、平和が確立される。モンゴルの歴史において、女性は常に男性を支持し、多くの国家を含む大国の設立に重要な貢献をしてきた。モンゴルの偉大な国王たちの母親、王妃、娘、嫁、孫娘たちは、ユーラシアの歴史の中でモンゴル女性の知恵を通じて、平和の確立、貿易の発展、進歩的な思想の普及、宗教の尊重、文化と芸術の発展において責任を果たしてきた。
ナターシャ・ピルツ・ムサール・スロベニア共和国大統領：
教育を通じて女性に経済的な力を与え、クォータを通じて女性に優先的な機会を与えることは、女性の権利を確保する最も強力な方法である。スロベニアは開発における男女平等の重要性を長年認識してきた。32年前、スロベニアが国連加盟国となったとき、国会議員の14.4％、閣僚の7.7％が女性であった。現在、この数字は35.5％と33.3％に上昇している。
タチアナ・ヴァロヴァヤ国連ジュネーヴ事務局長：
現在の断片化した世界では、相互に関連する問題の解決策を見つけるのは簡単ではない。激化する気候変動、COVID-19後の困難な回復、世界的な紛争、技術的課題などによる悪影響が国境を越えて各国に影響を及ぼしている。これらを克服するために政府、国際機関、市民社会、女性・青少年団体、学者らが協力する以外に選択肢はない。
