Ulaanbaatar
「ダンシグ・ナーダム・フレー・ツァム2025」宗教文化祭が開催
社会
（ウランバートル市、2025年6月10日、国営モンツァメ通信社）6月27日～29日にかけて、フイ・ドルーン・ホダグで首都知事、首都観光局、ガンダンテクチェンリン寺院は、「ダンシグ・ナーダム・フレー・ツァム2025」宗教文化祭を共同開催する。
同宗教文化祭は、初めて首都市民のための祝祭として開催され、ウランバートル市民が信仰を寄せる四つの霊山ボグドハーン山、ソンギノハイルハン山、チンゲルテイ山、バヤンズルフ山を祀る儀式から始まる。
祭の際は、ウランバートル市内で活動している寺院や仏教施設が法螺貝や太鼓を鳴らし、人々の幸福と平和を祈って読経や善行を行い、福徳を積むための善意ある活動を展開するという。
また、僧侶たちによる経典の知識を競うディベート（法論）や、バター彫刻（バリン）のコンテストも開催される。さらに、「ダンシグの行進」や仮面舞踏「ツァム踊り」、ソヨンボ旗の掲揚、宗教讃歌の演奏など、宗教・文化的な多彩な催しが繰り広げられる。
加えて、モンゴル相撲、競馬、シャガイ（くるぶし骨）遊び、弓術競技など、伝統的なナーダム競技も開催される。また、小規模・中規模事業者による展示会や、ウランバートルの歴史的写真展、モンゴル民族衣装のファッションショー、9つの区の芸術家たちによるパフォーマンス、そしてウランバートル劇場による「モンゴル・トゥールガタン」コンサートも披露される予定である。
