外交関係樹立35周年祝賀行事

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-12-03 09:08:01

(ウランバートル市、2025年12月3日、国営モンツァメ通信社)在韓国モンゴル大使館は、両国外交関係樹立35周年の一環として記念式典を開催した。


記念式典を開会し、S.スフボルド大使は挨拶の中で、チンギス・ハーン生誕863年、「モンゴル誇りの日」と重なる同日は古代の史料によればすでに995年には義丹と高麗との交流に触れ、さらに1219年、チンギス・ハーンの時代両者が「両国は永遠に兄弟となり、この日を後世のいかなる世代にも忘れられない」と誓い合ったことを強調した。


また、両国は戦略的パートナーシップを基盤に、週100便を超える航空便が運航され、貿易額は6億7000万米㌦に達していること、1万7000人を超えるモンゴル人学生が韓国に留学しており、年間約15万人が相互往来していることを紹介した。加えて、「グリーン・ウォール(緑の長城)」「希土類金属」「国家診断・治療センター」「意思決定レベルにおける女性の参加拡大」などのプロジェクトやプログラムを実施し、レアメタル、人工知能、先端技術分野での協力を拡大していることを強調した。



モンゴル国大統領上級顧問のN.フレルバータル氏と、韓国外交部のイ・ジェウン氏が祝辞を述べ、国会議員で韓国モンゴル議員親善協会会長のチン・ソンジュン氏も挨拶を行ったことを、モンゴル外務省が発表した。


式典では、モンゴル国労働英雄・人民芸術家のA.ドルゴル氏、同人民芸術家のB.ゴンボオチル氏、韓国のオペラ歌手アン・ジュイン氏、セジョン劇場のオペラ歌手ユ・ヒョンウグ氏、チュ・ヒョンエ氏、さらに「ANU Music」子どもバイオリン・アンサンブルが祝賀の歌や演奏を披露した。また、モンゴルの芸術家Ts.ウルジーホタグ氏とN.ガンゾリグ氏は、馬頭琴とモンゴル縦文字書道を組み合わせたパフォーマンスを披露し、モンゴルの文化・芸術を紹介した。



この機会に、外交関係樹立35周年を記念する写真展も開幕した。当該式典行事に、開催国の政府機関の関係者、外国公館、非政府組織、民間セクターから450名を超える来賓が出席した。