天津港におけるモンゴル国有地の使用開始を要請

経済
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-07-03 13:27:17

6月26日、オユンエルデネ首相は中国訪問の際、天津港の運営を視察した。

モンゴルは天津港において10㌶の土地を所有し、この土地を輸送・物流センターにすることによりモンゴルは海へのアクセスが可能となる。

従い、オユンエルデネ首相は天津港グループの経営陣に対し、港内のモンゴル国有地を1年以内に使用開始することを要請した。モンゴルのザミーンウーデ、シベーフレン、ガショーンソハイト、ビチグト等の国境検問所の貨物輸送の90%以上が同港を経由している。天津港の土地を運用すれば、コンテナ輸送のボトルネックが解消され、商品の回転が加速し、消費財のインフレ率が減少し、180ヶ国以上の約500の港と接続する機会が得られる。




天津港グループによると、海上輸送コストは航空輸送の100分の1、鉄道輸送の10分の1、道路輸送の3分の1であり、時間とコストの節約、国際市場への扉が開くとした。