アジア太平洋貿易協定に加盟を申請

経済
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2016-11-28 12:01:26

 国会の安全保障・外交政策常任員会の会議では、アジア太平洋貿易協定に加入することを審議し、可決された。アジア・太平洋地域の途上国が初めて1975年実施バンコク協定を2005年に拡大し、アジア太平洋貿易協定(APTA)と変更した。現在、バングラデシュ、インド、中国、韓国、スリランカの5カ国間で適用されている。4回の交渉では、1万品目の商品の関税を相互的に引き下げる義務をもち、輸入品の40%、各国間の貿易額の20%まで減額すると合意した。

 モンゴルは2009年、APTAに加盟すると申請し、377品目の商品関税引き下げリストを策定した。2015年4月20日の閣議では、APTA加盟コンセプトを審議し、支持された。しかし、今年3月28日の 政令185号決定により減税対象品目には木製ドア、窓などの関税を増やすよう決定されたため、延

期された。モンゴルの貿易額の60%及び輸出品の90%、輸入品の30%がA P T Aの加盟国対象に当

たる。APTAに加盟することによりモンゴルの輸出品は中国や韓国の市場で40%の減税を受けることできる。

今後、コークス用石炭輸出では50%の減税を受けることできる。また、APTA加盟国からモンゴルへの投資額を増やす可能性もある。APTA加盟はモンゴルの国家安全保障概念、外交政策概念および世界貿易トレンドに原則的に適合する。さらに、中国や韓国と自由貿易協定を締結することを検討している。

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