モンゴルとフィンランド 、再生可能エネルギーの埋蔵量等で協力

経済
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-06-10 10:43:52

エネルギー省が最大出力100MWのエネルギー備蓄施設が設置される。5月30日、トーシン・ホテルで開かれた「スマートな電力」フォーラム中、ツェレンピル・ダワースレン・エネルギー大臣が明らかにした。 


政府が 昨年9月にエネルギー分野振興に係る中期行動計画を採択しており、2021年までに太陽、風 力、水力等の再生可能エネルギ ーの開発を行って新たな電力源を確保する方針と並行にエネルギー備蓄に関する技術導入を図っている。「スマートな電力」フォーラムでは、北欧のフィンランドを事例に挙げて検証された。



ヤーノ・シュルヤラ在中フィンランド大使は記者の質問で、「世界の電力動向は、再生可能エネルギーの統一網との整合、即ち既存の電力網を再生可能エネルギーを基のシステムと調和させることである」と述べ、モンゴルについて「再生可能エネルギーの電力事業は、モンゴルが有する太陽光や風力のポテンシャルを活かすと、十分可能性がある案件である」と語った。

さらに同氏は「モンゴルで上述したほかに再生可能エネルギー源があるかを、フィンランドとモンゴルの共同調査ユニットが探っている」とし、「現在確認された再生可能エネルギーに関して資源詳細埋蔵量の特定を急ぐ」と発言。「資源確認埋蔵量に関する分析結果により、今後、最も効率的な発電事業を洗い出す狙いがある」と同氏は語った。