国際通貨基金成長予測を5.2%上方修正
経済
国際通貨基金(IMF)がモンゴルの経済成長の予想を2ポイント上げて、5.2%へ上方修正したと、ブルームバーグ・モンゴリアが10月13日報じた。IMFは今年4月、モンゴルの経済成長率を3.2%と予測していた。
IMFはグローバル経済の成長率について、7月に予測していた6%から0.1%下げの5.9%と下方修正した。一方、22年度については4.9%とした。また、先進国から、米国のGDP伸び率を6%と据え置きした。中国経済の成長予測を7月の8%から0.1%下げ た。日本とイギリス、ドイツ、カナダの成長予測については、21年に減速するものの、22年に再び加速すると予測した。
IMFはコロナウイルスのデルタ変異体のまん延、供給網の乱れ、価格高騰、食料品と燃料価格の高騰が景気加速に影を落としかねないと懸念。ワ クチン供給は依然として制限されており、低所得国に大打撃を与えるだろうとした。さらに、先進 国の22年度のGDPはパンダミック前の水準に到達。 一方、24年の動向はパンデミック前の予測値より5.5%低下するとされた。