「健康なモンゴル人」全国運動、フレルスフ大統領は内閣に向けて指示
政治
4月5日、オフナー・フレルスフ大統領は「健康なモンゴル人」全国運動の実施に関して内閣に向け大統領令を発した。同日、ヤングッグ・ソドバータル大統領府長官と、トグトモル・ムンフサイハン健康・スポーツ・社会政策大統領顧問が同令を発表した。
同令には以下の項が含まれている。
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アルコール飲料の適切な利用を促進し、高濃度のエタノールの消費を減らすための方針と法改正を実施すること。
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個別消費税のレベルと分類を段階的に変更することで、アルコール分38%以上含む飲料品を10年にかけて毎年2%削減するための政策と法的環境を整備すること。
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政府機関及び地方自治体が主催する公式の祝賀会や披露宴で、高濃度のアルコールを含む飲料の使用を禁止すること。
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有害な習慣のない次世代の養成するためのプログラムを開始及び実施する。義務教育、専門学校、大学の一般教育カリキュラムにおけるアルコール分の含有量、その悪影響に関する教育を行う。
· アルコール飲料品のラベルに、その有害な影響について表示する法的環境を形成する。