開発銀行の信用格付けは安定評価を維持

経済
montsushin@montsame.gov.mn
2024-01-06 19:05:48

(ウランバートル市、2024年1月5日、国営モンツァメ通信社)2023年末、モンゴル国開発銀行(DB)は、昨年、ユーロ債の5億米㌦、サムライ債の300億円を自国財源により返済した。


これが、同銀行の信用格付けを維持すると共に銀行の格付けを一段階引き上げる根拠となった。


具体的には、国際信用格付けの「ムーディーズ」機関は、モンゴル開発銀行の長期信用格付けをB3(安定的)レベルの維持を支持し、同銀行の信用格付け(Baseline Credit Assessment)をCAA2からCAA1に引き上げることを決定した。


「ムーディーズ」は、2023年の第4四半期に満期を迎える開発銀行の2社債の返済リスクを予測し、それに基づき同年10月から信用格付けを引き下げる可能性を監視していた。


国際機関が、開発銀行の信用格付けを安定水準にあると評価し、銀行の基礎格付けを引き上げたため、開発銀行は国際投資家に対する義務を成功裏に履行したことになった。従い、将来的には、国際市場から長期かつ安価な財源を誘致する上で重要であると報じられた。