農牧業取引所で牧畜と食肉の取引開始
経済
(ウランバートル市、2024年1月20日、国営モンツァメ通信社)1月18日、食糧・農業軽工業省は、農牧業取引所と協力し、家畜・食肉の集中取引が公式に開始されたと報じた。従い、家畜と食肉は中間業者を通らず、遊牧民から消費者への直接販売が可能となる。第233閣議決定では、家畜と畜産物の農牧業取引所による販売が決定された。従い、同取引にアルハンガイ県、ウブルハンガイ県、トゥブ県の遊牧民が参加し、合計2億3870万トゥグルグの350頭の羊、52㌧の羊肉とヤギ肉が取引された。
家畜と食肉取引により、
遊牧民の備蓄した食肉が保管状況により腐敗するリスクが防止
遊牧民が、地元での家畜・食肉の販売が可能となり、輸送コスト削減
肉製品製造工場及び消費者が専用売り場で大量に購入可能
新たな融資源の創出と低利融資を受けるなど、多くの機会が得られる。
農牧業取引所の家畜・食肉取引システムの開発により、操作がオープン且つ簡略化となり、売り手と買い手が場所問わず、注文ベースの取引を行い、定期的なオークション開催が可能となる。
家畜・食肉取引開始の鐘を、ハヤンガー・ボロルチョローン食糧・農業軽工業大臣、N.バトソーリ・モンゴル食肉連合最高経営責任者、農牧業取引所役員が鳴らした。