ヌムルグ特別保護区にモウコノウマを再導入
政治
(ウランバートル市、2025年、5月5日、国営モンツァメ通信社)5月2日、オフナー・フレルスフ大統領は、チェコ・プラハ動物園園長のミロスラフ・ボベック氏とカレル大学モンゴル研究センター講師兼モンゴル研究者のヴェロニカ・カピソフスカ氏と会談した。
会談の際、フレルスフ大統領は、プラハ動物園が、モンゴルにおいて30年間以上にわたり、野生動物の保護、特にモウコノウマの再導入、ゴビ特別保護区の保全管理局の物的基盤強化、人材育成、研究作業の促進などで、貴重な貢献をしてきたと強調した。
双方は、今後、モンゴル国大統領の後援の下、ドルノド県ハルハゴル郡に位置するヌムルグ特別保護区にモウコノウマを再導入するプロジェクトの実施について話し合った。
大統領は、ゴビと乾燥草原地域の生態系の評価、環境的に特に重要な地域の特定、特別保護区の指定、それに重要な助言や支援の提供に関し謝意を表した。
同会談は、モンゴル国大統領が2025年3月に開催したチェコ国賓訪問の一環として実施される取り組みの一つであり、訪問中に合意された提案や発案が実現していることを示すものである。