カンボジア、モンゴルとの関係強化に注力する姿勢を強調
政治
(ウランバートル市、2025年8月26日、国営モンツァメ通信社)22日、バトムンフ・バトツェツェグ外相は、チュム・スンリ・カンボジア王国外務国際協力省長官と会談した。
冒頭、バトツェツェグ外相は、本年が両国の外交関係樹立65周年であることを言及し、アジア中南米協力フォーラム(FEALAC)第10回外相会合への出席に対し、シャネル大使に謝意を表した。
また、モンゴルのアジア・太平洋地域に向けた外交政策において、東南アジア諸国との関係強化が重要な位置を占めていることを強調し、ASEANの積極的な加盟国であるカンボジアと互恵的な協力関係を今後さらに拡大・発展させていく方針を確認した。
これに対してカンボジア側は、モンゴルとの協力関係に高い重要性を置いていることを指摘し、政治対話のさらなる活性化に努めていることを表明した。
双方は、モンゴルとカンボジアの相互利益に基づく経済協力、とりわけ、両国の豊かな資源を活かした農業および観光分野での協力を発展させる可能性があることを指摘した。また、国連やその他の国際協力機関の枠組みの中で、今後も緊密に連携していくことに確信を示した。
モンゴルとカンボジアは、1960年11月30日に外交関係を樹立した。