フィンテック企業のリスクの一つ、サイバー攻撃
経済
(ウランバートル市、2024年3月11日、国営モンツァメ通信社)3月6日、金融規制調整委員会(FRC)、サイバー攻撃対策コミュニティ・センターとFintech協会の共催による「FINSEC」フォーラムが開催された。
フォーラムの際、現在、55のノンバンク金融機関がフィンテック・クレジット・サービスを提供している。同サービスは、金融業界における全顧客の94.1%を占める。金融業界でみると、保険分野では長期保険会社1社と従来型保険会社15社が電子技術を活用し、72種類の保険商品を提供して、そのうち7つの商品がサンドボックス環境で利用されていると金融規制調整委員会(FRC)が報じた。
また、T.ツェレンバドラル金融規制調整委員会副会長が、同フォーラムの際、「将来的には、金融市場におけるテクノロジーベースの発展をサポートする法的枠組みを構築する。また、テクノロジーベースの製品やサービスの新たなテスト機会を創出に取り組んでいる」と述べた。
さらに、電子技術の発展は、時間と空間に関係なく製品やサービスへのアクセスを増やす上で大きな役割を果たしている。 しかし、フィンテックのシステムやネットワークの脆弱性が悪用され、サイバー攻撃の標的になるリスクも高まっている。従い、金融規制調整委員会はフィンテック企業に対し、セキュリティの確保、国民のサイバー・セキュリティ意識の向上のために協力するよう求めている」と強調した。
「FINSEC」フォーラムには、フィンテック・サービスを提供する55社以上の経営陣及び情報セキュリティ担当者が参加した。