1万4000人のモンゴル人がチェコに在住
政治
(プラハ市、2025年3月13日、国営モンツァメ通信社)3月12日、チェコ共和国を国賓訪問中のフレルスフ大統領は、プラハ市にあるモンゴル国大使館を訪問した。
大統領は、母国名誉や外交任務の価値向上、モンゴル人の利害関心保護の重要性を強調するとともに、言語、歴史、文化、伝統の継承と発展を推進する必要性にも言及した。また、駐在国および地域でモンゴルの認知度を向上させるため、更に尽力するよう指示した。
また、ダムディン・ガンスフ在チェコ・モンゴル国特命全権大使とビルワー・マンダフビレグ在ドイツ・モンゴル国特命全権大使の外交分野における優れた実績、積極的な取り組み、外交政策の目標達成への貢献が高く評価され、特命全権大使の称号が授与された。
チェコに、1万4000人のモンゴル人が正式な滞在許可を得て居住しており、同国に在住する全外国人の1.28%を占める。そのうち1万人以上が18歳以上で、97%が縫製業、部品組立業、食肉加工業に従事している。
毎年約200人の子どもが誕生し、203人が中学校、1217人が小学校、465人が保育園に通う。2023〜2024学年度に、120人以上の学生がチェコの大学に在学した。
在チェコ・モンゴル国大使館は、年間約6000人に領事サービスを提供する。