フブスグル県 ウラン・タイガ自然特別保護区 子ヒグマ3頭 センターで保護
社会今年、フブスグル県では野生ヒグマと子ヒグマが食べ物を求めて定住地に侵入し、家畜を襲うケースが増えている。昨年の夏、シベリアの森林火災で、木の実やベリーなどの食料が不足し、冬眠に備えることができずにいるようだ。
同県のトネル、ツァガーン・オール郡の遊牧民の畜舎に出没する子ヒグマ3頭をタイガ自然特別保護区の保護センターで来年の春まで飼育することがわかった。
また、同センターから子どもの動物を愛しむ心を育て、命の大切さを学ぶ心をはぐくむ目的で「子どもと動物」キャンペーンを実施している。キャンペーンの一環として、子ヒグマについてポエム(詩)、歌詞、作文コンテストを行い、ヒグマの好きな食べ物であるリンゴなどの食料援助も実施する予定だ。