2024年の海外10大ニュース

特集
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2024-12-27 09:23:21

1. スウェーデンがNATOに加盟 (3月7日)

ウルフ・クリステルソン・スウェーデン首相は、アントニー・ブリンケン米国国務長官に文書を提出し、2年間続いた北大西洋条約機構(NATO)加盟プロセスが完了した。これにより、スウェーデンは北大西洋条約機構の32番目の加盟国となった。




2. プーチン大統領、ロシア大統領に再選(3月15~17日) 

3月15日~17日にかけて開催されたロシア大統領選挙で、ウラジーミル・プーチン氏は有権者の87.28%の支持を得て、5回目の当選となり、5月7日に宣誓を行った。




3. イスラエルとハマスの指導者の逮捕が請求 (5月21日)

 国際刑事裁判所の検察官は、ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相、ヨアブ・ガラント防衛大臣およびハマスの3人の指導者を戦争犯罪者として逮捕するよう請求した。その6カ月後、ハーグの国際刑事裁判所は同請求を受け入れ、逮捕状を発行した。




4. トランプ氏、米国大統領選挙で勝利 (11月6日)

 選挙前の世論調査では、ドナルド・トランプ氏とカマラ・ハリス副大統領が接戦になると予想されていたが、トランプ氏は312人の選挙人票を獲得し、圧勝した。選挙で勝利するために270人の選挙人票が必要であり、カマラ・ハリス対立候補は226人の選挙人票を獲得した。これにより、トランプ氏は米国史上4年間の休養を経てから大統領に再選された2人目の政治家となった。




5. 韓国で非常事態宣言 (12月3日) 

ユン・ソクヨル韓国大統領は、反対勢力が反政府活動を行い、政府の正常な行動を妨害しているとして、非常事態を宣言した。同件は1980年のクーデター以来、初の非常事態宣言である。 非常事態宣言が発令されると国会議員らは議会に集合し、大統領の発令を取り消すため投票した。数時間後、ユン・ソンヨル大統領は非常事態宣言を撤回した。




6. シリアの反政府勢力がバシャール・アルアサド政権を打倒 (12月8日) 

11月末から11日間にわたり反政府勢力がアレッポ、ハマ、ホムス、首都ダマスカスを占領し、バシャール・アサド政権を打倒したことは、国際社会にとって突然の出来事であった。シリアのバシャール・アルアサド大統領は首都ダマスカスを離れ、IL-76航空機でロシアの首都モスクワに到着した。首都を占領した反政府勢力はシリアの暫定政府を樹立した。従って、シリアの歴史に新たな一章が開かれ、アサド家の54年間にわたる統治が終了した。




7. COP29: 発展途上国への支援を3倍増加 (11月11~22日)

国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が「緑の世界のための団結」をテーマに、アゼルバイジャンの首都バクーで開催された。 会議中、先進国は気候変動への対策として、発展途上国に毎年3000億米㌦以上の支援を行う義務を負った。これは過去の1000億米㌦と比較して3倍の増額である。




8.『オデュッセウス』宇宙船が月面に着陸 (2月22日)

米国の「Intuitive Machines」社の「Nova-C」、別名「オデュッセウス」着陸装置が、月面の南極付近に着陸した。同件は、1972年にNASAの「アポロ17号」着陸装置が月面に着陸した以来52年ぶりの米国宇宙船による月面着陸であり、また民間企業が初めて月面着陸を果たした事例となった。




9. パリ市のノートルダム大聖堂再開 (12月8日)

2019年4月、火災で被害を受けたパリ市のノートルダム大聖堂が、5年間の修復作業を経て12月7日に再開された。開会式に、世界の40カ国以上の首脳らが出席した。 修復作業に1000人以上の職人が参加し、世界中から8億8000万米㌦以上の寄付金が集った。




10. 第33回夏季オリンピック開催 (7月26日~8月11日)

人類の団結の象徴であるオリンピックの聖火がパリ市の空に灯り、近代オリンピックの創始者であるピエール・ド・クーベルタン氏の故郷で1世紀ぶりにオリンピックが3回目の開催となった。第33回夏季オリンピックの開幕式は、史上初めてスタジアムではなく川沿いで行われ、特別な出来事となった。パリ市内を流れるセーヌ川で206カ国の選手団がボートに乗ってパレードし、その壮大な儀式を30万人以上の観客が鑑賞した。