オユトルゴイ坑内採掘量が昨年同期比2.5倍増!

経済
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-05-12 10:07:40

 53日、オユトルゴイ社による今年第1四半期の主な運用指標による進捗報告と坑内採掘量についての発表が行われた。

 同社報告によると、第1四半期の鉱石処理は1020万㌧に達し、前年同期比70万㌧増加となった。また、坑内採鉱における処理鉱量が674000㌧に達し、前年同期比2.5倍増という結果であった。さらに、第1四半期は税金や手数料金により8900万米㌦(3120億トゥグルグ相当)がモンゴル政府に納入されたと言う。

 同社財務局報告担当B.ウルジージャルガル・シニア・コンサルタントは「第1四半期の売上高は43000万米㌦と計画を150%上回った。これは、世界市場における銅と金の価格高騰に起因される。同期間、44000万米㌦の外資をモンゴル銀行(BoM)に売却した。さらに、国内支出が44500万米㌦となり、総収入を超える額の資金をモンゴル・トゥグルグに変換、国内決済への循環に役立てたと言える」と報告した。

 坑内採掘業のE.バタトルガ技術部マネージャーは「同期間の坑内掘り業務を無事故で成功裏に運営できた。重要業績評価指標(KPI)でみれば、計画を上回った。毎月1150㍍の坑道を掘削する計画であったが、同期末には全長4020㍍の坑道が掘削、切断業務も35%以上の達成となった。その結果、約70万㌧の鉱石が抽出、精錬工場に搬送された」と発表した。