モンゴルと韓国のイノベーション・センターが設立
社会
(ウランバートル市、2024年7月24日、国営モンツァメ通信社)7月23日、韓国政府の無償援助により、ウランバートル首都知事室と韓国中小企業・スタートアップ省管轄下の韓国スタート・アップ・ビジネスと起業家育成研究院(KISED)が協力しモンゴルと韓国のスタートアップ支援の共同イノベーション・センターを設立することとなった。
同センターの設立は、モンゴルのスタート・アップ・ビジネスのエコ・システムの発展、生産されたイノベーション商品・サービスの経済循環への投入、輸出増加、人材育成・能力向上、相互経験共有などの意義がある。また、3年間で約3000人の若手起業家に同センターのサービスを提供し、1000人以上の国家公務員と専門家の能力向上を行い、経験共有の研修を実施し、スタート・アップ企業45社を支持する。小中高校の生徒と大学生向けのスタート・アップ・イノベーション教材、スタート・アップ支援カリキュラムを作成する。
上記に関連し、N.マンドール首都第1副知事(経済開発・インフラ担当)は、韓国スタート・アップ・ビジネスと起業家育成研究院(KISED)のキム・ジョンヒョン顧問兼教授と会談した。同会談で、双方は、イノベーション・ベースのビジネスまたはスタート・アップ・ビジネスの開発、社会的・経済的効率の高いビジネスの促進、国家公務員の能力向上、経験共有、大学生交流などについて意見を交換した。
マンドール氏は、「イノベーション・センターの開設により、両国のビジネス環境が改善され、起業家がつながり、良好な経験を共有する好意的な環境が形成されると確信している。首都知事室は、同センターの稼働開始を全面的に支持する」と述べた。