人工知能の活用が必要

社会
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2024-08-12 16:06:55

(ウランバートル市、2024年8月12日、国営モンツァメ通信社)モンゴルで人工知能の発達は医療分野に集中している。この点に関し、モンゴル国立医科大学、脳研究所、モンゴル神経科学協会は世界脳研究機関と協力している。協力の一例は、モンゴルで毎年開催される国際学術会議である。


「学際的な神経科学・ウランバートル2024」をテーマにした今回の国際学術会議で神経科学に基づいた人工知能の活用の必要性が議論された。


E.トゥメンジン・モンゴル国立医科大学教授は、「人工知能は神経科学に基づいて発達している。故に、人工知能は神経科学と密接に関係し、その基盤となっている。我々は、毎年、国際学術会議を開催する。それは世界的な神経科学の発展から学び、医師と専門家の能力を向上する。神経科学の現代的な新技術をモンゴルに導入し、専門家の能力を向上させ、産業化の加速に神経科学に基づいた人工知能を活用する必要がある」と述べた。 


モンゴル人は人工知能プロジェクトへの参加が可能である。


L.バトトゥブシン・モンゴル神経科学協会会長は、「モンゴルでも人工頭脳プロジェクトの実施が可能である。そのために、まず数学者が必要である。モンゴルで基礎科学である応用数学が発達している。従って、人工知能部門において応用数学者を対象にした研修を実施し、資格を与える必要がある」と語った。