Ulaanbaatar
過去100年間ナーダム祭で優勝した1万頭の馬から、9つの姿を抽出
社会
（ウランバートル市、2025年7月16日、国営モンツァメ通信社）E.ガンスフ芸術学博士兼画家に、モンゴル馬が絵画にどのように描写され、研究されてきたかを伺った。
ーーモンゴル馬は絵画においてどのように描写され、研究されてきましたか。
馬の描写は岩絵にさかのぼる。研究者らは、これが約4000年前から始まったと考える。中国の研究者らは、近年の岩絵研究に基づき、約6000年前から馬が飼い慣らされ、家畜化されたと考えている。ホブド県のヤマーンオス岩壁に、乗馬している姿、馬を引いている姿、馬車の姿が数多く残されている。ここから見ると、モンゴル人は古代から馬を乗用や労働に使ってきたことが分かる。
