モンゴル国立がんセンター、ロボット手術を導入
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(ウランバートル市、2025年2月11日、国営モンツァメ通信社)モンゴル国立がんセンターは8月からロボット手術を導入することになった。
過去、医師たちは手術中に患者の血管を通常の目で見ていたが、8月からロボット活用により10倍拡大させて見ることが可能となる。ロボット手術は、患者の腹部を大きく開けずに行う術式である。
エルデネフー国立がんセンター最高管理責任者は「私たちは初めて内視鏡による肝臓のドナー手術を成功裏に行った。今後も内視鏡を活用して他の手術を行う。また、ロボット手術の準備も進めている。1年間を通じてロボット手術の準備を進め、8月に終了する。その後、ロボット手術を開始する」と述べた。
ロボット手術は、非常に精密な機器を使用し、人間の身体にとって安全かつ先端的な技術を活用して行われる。
ロボット手術では、腹部を開けずに最小限の切開を高精度で行う。それだけに限らず、手術部位を鮮明に拡大させて見ることができ、医師の手の動きをロボットの手に伝え、高度な監視の下で行われる安全な手術方法である。また、手術中の医師のミスによるリスクを減少させ、従来の内視鏡手術と比較してさらに改善する。