中国銀行とのスワップ協定から15億元を返済
経済
(ウランバートル市、2023年12月27日、国営モンツァメ通信社)本日、今年度の対外貿易収支が黒字であるとモンゴル銀行(BoM)が報告した。
対外貿易収支の黒字により、中国人民銀行とのスワップ協定額から15億元、モンゴル開発銀行ユーロ債の5億米㌦、サムライ債の300億円及び政府のその他の対外債務の返済が可能となった。
具体的には、モンゴル銀行と中国人民銀行間の国内通貨スワップ協定の枠で、2011~16年に使用された取引額のうち15億元(2億1000万米㌦)の支払いが前倒しで完了し、トランザクション・ライン 1 の使用が終了した。
モンゴル銀行は2023年に多額返済を行うことで外貨準備高が45憶米㌦の6ヶ月分のニーズを満たすレベルに達した。
また、経済の前向きな変化により、トゥグルグの対米㌦為替レートは年初以来1%上昇した。