労働市場の人手不足、約30万人!
経済
(ウランバートル市、2024年2月2日、国営モンツァメ通信社)1月30日、労働・社会保障省が、雇用主と業界専門家に対し、国内における労働市場及び労働力の需要、雇用に関する最新情報や改革について報告した。
同報告会の際、2024~35年の中期におけるモンゴル労働市場の需要に関する調査結果も報告された。その結果によれば、
国内労働市場の人手不足が30万人
雇用主は人材確保の課題に直面
Z世代、つまり2000年以降に生まれた新ミレニアル世代は、2035年までに生産年齢人口の43%を占める。これは、人事政策の抜本的な改革が必要であることを示している。
モンゴルは多くの労働力を外国に送り出す傾向にある。現在、韓国では5万4000人、スウェーデンには2万人以上のモンゴル人が在住する。また、オーストラリア、チェコ、日本など国々に住居している。これは、海外における人口の高齢化やコロナ後の労働力不足などの要因により説明される一方、内的要因としては経済成長が社会に実際に反映されていないことが事実である。
15~64際の国民の67%が海外への移住に興味を示した。
非正規雇用の増加
近年、若者や女性の失業者が増加しつつある。また、国内の出生率は経済社会移行期の1990年代以降減少し、過去14~15年間で2~3万人、あるいはそれ以上の減少が明確となった。