インド外相、42年ぶりのモンゴル訪問

政治
naranchimeg199@gmail.com
2018-04-26 10:59:05
 インドのスシュマ・スワラージ外相によるモンゴル公式訪問が24日から始まった。26日までだ。この訪問は、インド外務省トップが1976年以来の42年ぶりにモンゴルを訪れたこととなる。
 2 5 日、2 年ぶりのモンゴル・インド政府間協議が開催され、スワラージ外相がインド代表として、D.ツォグトバートル外相がモンゴル代表として出席した。政府間協議は、二国間対話の枠組みで、関係拡大に向けて具体的な内容を協議する場となっている。今回は、両国はエネルギー、経済貿易、サイバーセキュリティ、インフラ、製薬、IT技術開発、教育などの分野で協力推進を合意した。その後、ツォグトバートル外相は「インドはモンゴルの『第三の隣国』として位置付けられ、二国間関係は戦略的パートナシップ構築に向けて発展している」と発言。外相間協議では、両国軍の交流維持、貿易拡大について意見が交わされ、インド政府資金協力による製油所建設事業の早期実施が改めて確認された、と述べた。両国の省庁間の交流を拡大させることと、人材育成などの協力が合意された。一方、スワラージ外相は、インド・モンゴルの戦略的パートナシップ構築は長年の深い関係に築き上げられた、と強調し、今回の訪問は二国間関係の発展に資すると語った。