モンゴル人、 給与の4.5%をガソリン代に
経済
モンゴル人は、国際平均より約2倍に当たる給与のおよそ4.5%をガソリン代に使っていることが分かった。8日、ブルームバーグ・モンゴリアが伝えた。
国家統計委員会がまとめた17年度の「給与と平均手取り金額」に関する統計によると、平均手取り金額はおよそ76万8000トゥグルグで、平均ガゾリン使用量は、年式と車種によって異なるが、約20~60㍑になるという。手取り金額の約5%がガソリン代として消えるわけだ。ブルームバーグは、この3カ月間における実質的なガソリン値上げについて61カ国を対象に調査を行った結果、値上げ率は6.1%と発表した。モンゴルで最も使用されるオクタン価92のガソリンも2月から1㍑当たり70~100トゥグルグ値上げしており、ほぼ平均だ。ただし、この期間中、給与はほぼ平均並みだったという。一方、給与とガソリン代の割合は、経済不況が続くギリシャで2.8%、日本や韓国の場合はおよそ1%という。一方、メキシコは3.8%の高い水準だ。ガソリン販売は、メキシコの場合1㍑当たりおよそ1.1米㌦(約2640トゥグルグ)であるに対して、モンゴルはオクタン価92が1730トゥグルグ、オクタン価95が2050トゥグルグである。