ツォグトバータル外相、ロシア訪問 :戦略的パートナーシップ構築向け関係強化に資する訪問

政治
naranchimeg199@gmail.com
2018-05-24 10:24:50
 外務省は17日、D.ツォグトバータル外務大臣が16日にロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と外相間協議に臨んだと伝えた。外務大臣のロシア訪問は16~17日の日程で、友好的な雰囲気に包まれ、両国の戦略的パートナーシップ構築に向けての関係強化に資する訪問となった。
 外相間協議で、両外務大臣は二国間及び多国間の協調枠組みや地域情勢、経済関係について充実した意見交換をした。両国の政治関係に関して、戦略的パートナーシップ構築に向けて順調に進んでおり、あらゆる分野に関して両国対話の仕組みができたことと満足の意を示すとともに、両氏は18年度内のハイレベル訪問の日程等について協議した。フレルスフ首相のロシア訪問が貿易と経済交流の活性化に資する意義があるとの認識で一致した。
 経済関係で、モンゴル・ロシア・中国3カ国の「経済回廊」構想に関する各事業促進、モンゴルとユーラシア経済連合間の自由貿易協定に関する作業開始について意見を交わした。また、外務大臣は、国内インフラストラクチャー整備とエネルギー開発に係る事業へのロシア参入を歓迎するとの意向を伝えた。両外務大臣は、地域情勢及びアジア太平洋地域における連携等について話し合い、国連(UN)や欧州安全保障協力(OSCE)、上海協力機構といった各国際機構におけるそれぞれの国の立場と方針を伝えた。なお、両大臣は、2019年に迎える「ハルハ河戦いの勝利」80周年をともに祝い、記念行事企画を合意した。