国内初デジタル社債、MSE2部取引を開始

経済
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-11-30 12:53:09



モンゴル証券取引所(MSE)へ新たに上場したモビファイナンス・ノンバンク金融機関が発行体の社債型デジタル証券「モンペイ」の2部市場取引に向けたオープニング・ベル・セレモニーが11月16日、MSEにおいて行われた。

オープニング・ベル・セレモニーには、金融規制委員会(FRC)のデンベレルダシュ・バヤルサイハン委員長、モンゴル銀行決済局のエンフボルド・アナル局長、ハンガイ・アルタイMSE社長、証券保管振替機構(SCHCD)のシャグダル・ラグワ執行取締役、モビファイナンス・ノンバンク金融機関のバータル・ウネンバト最高経営責任者やウルジー・アンド・コ・キャピタル証券会社のボルド・ウルジーバヤル社長らが出席した。


国内大手通信モビコム社の子会社、モビファイナンス・ノンバンク金融機関は国内初のデジタル証券である「モンペイ」の起債に成功。ブックビルディングは今月8日~12日にかけて実施。モンペイ社債は、発行本数が1万枚で、専用アプリ「モンペイ」を通じて発行。公募価格は10万トゥグルグ、利率は年14%。調達資金は10億トッグルグだ。ここ数年は証券市場の活発化に伴い、公債を発行する企業も増加。MSEは今年だけで4社の7200億トゥルグル相当の有価証券を登録。一方、2部市場の取引高は年3000億トゥグルグ相当となる。