天然ガス輸送パイプライン設計図作成・技術調査を開始する契約に署名

政治
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-03-09 11:21:29

1月25日、ロシア産天然ガスのモンゴル経由で中国向け輸送パイプライン敷設に係るフィジビリティ・ス タディ(F/S)承認に関す る議定書の署名式が行われた。なお、2月28日に次の段階となる設計図作成と技術調査を開始する協定にサインボヤン・アマルサイハン副首相と露ガスプロム社からアレクセイ・ミレル会長が調印した。

   協定によると、事業に係るロシアの下請け業者に雇用許可とその手数料から免除する特定の作業は4月中に済ませ、事業実施に対する包括的対策法案と決議案を2023年初頭までに完了すると計画されている。

  また、ガソプロボド・ソユーズ・ボストーク社とモンゴルのエルデネス・モンゴル社は工学測地学、工学生態学および考古学探査 を共同実施し、今年11月30 日までに完了する予定。なお、モンゴル政府は、天然ガスパイプライン敷設に使 用される建設用地の許可を 今年12月までに解決するという。

この際、アマルサイハン副首相は「『パワー・オフ・シベリア1と2』プロジェクトに務めた経験豊富な 企業が本事業に携わること を嬉しく思う。モンゴル政 府は同事業を非常に重要視しており、2022~2024年に計画された事業を確実に成功させるため、全力で務める」と述べた。