モンゴル・ウズベキスタン外務大臣の公式会談

政治
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-03-11 11:00:18

 双方は外交関係だけでなく、政治、貿易、経済、物流、農牧業、文化、観光分野の国際及び地域レベルにおける協力関係深化について意見交換した。

 バトツェツェグ外務大臣は過去30年間、友好関係を継続し、内陸国であり発展途上国のウズベキスタンとの貿易と経済協力の内容を充実させ、強化すると主張した。また、モンゴル政府の「長期ビジョン2050」開発計画、「新復興戦略」の一環でウズベキスタンとインフラ整備、物流、農牧業、軽工業で協力し、両国の利点とリソースを活かし、プロジェクト実施について議論した。貿易や多角化政策の枠でモンゴルからウズベキスタン及び中央アジア諸国に肉、肉製品、皮革の輸出量を増やし、ウズベキスタンからモンゴルに果物、野菜の輸入、温室設備、動物病院、検疫所間の協力を活性化し、共同作業部会を設立する協定案に合意した。両国は内陸国であり、貿易障壁を削減し、首都間の直行便と航空路線を開設するために航空輸送に関する政府間の協定を締結することに一致した。また、モンゴルから中央アジア向けの外交政策の一環で2023年内に在ウズベキスタンモンゴル大使館をタシケント市において新設すると会談した。貿易、経済、科学、技術、文化協力における政府間委員会を設立する協定を締結し、20232024年に貿易、経済、投資開発の共同プログラムを実施する予定。2023年内に初の政府間委員会会議を開催し、様々な展示会及びビジネスフォーラムに両国企業参加を促進し、教育分野の協力においてモンゴルの学生をウズベキスタン政府の奨学金プログラムに参加させ、各分野の専門家、人材育成の協力について話し合った。

 同訪問は1992年のモンゴル・ウズベキスタン外交関係樹立以降、外務大臣の初の公式訪問である。