製油所第4期工事契約を締結

経済
b.undrakh@montsame.gov.mn
2023-10-01 17:18:23

(ウランバートル市、2023年10月1日、モンツァメ)ドルノゴビ県アルタンシレート郡に、インド政府から12億米㌦の融資を受け、原油150万㌧の生産能力を持つ製油所が建設中であり、9月29日、石油精製施設のエンジニアリング、調達、建設(EPC-04)に関する最後の大規模契約が締結された。


同契約は「モンゴル製油所」公社のD.アルタンツェツェグ最高経営責任者(CEO)、「メガ・エンジニアリング&インフラストラクチャー・リミテッド」社のラジェシュ・レディ水素プラント社長により署名された。


同契約締結により、製油所建設の最終作業となる7つの施設が、国際的石油化学産業ライセンスの下、建設されることになる。D.アルタンツェツェグ最高経営責任者は、「入札までエンジニアリングに4~5年かけ、選抜企業が工事の全体設計、機材調達から着手する。石油の深層処理技術には、単純法と真空蒸留法に加え、蒸留に伴う重い残留物をどのように分解するか、どのような技術で原子・分子レベルで製品の収率を高めるかがポイントである。同プラント最終製品であるガソリン、軽油、ジェット燃料の生産量の増加に、どの原油をどんな規格で生産するかが重要である」と述べた。