井川原大使、カラコルム博物館を視察

社会
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2024-02-17 17:11:37

(ウランバートル市、2024年2月17日、国営モンツァメ通信社)2月15日、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使は、カラコルム博物館を訪れた。


井川原大使は、カラコルム博物館の事業を紹介され、今後、協力を拡大し、支持する旨を表明した。


2009年モンゴル政府決議第271号により、世界遺産であるオルホン渓谷文化記念碑および大モンゴル国の首都であったカラコルム市の歴史的文化的記念碑の保管・研究・宣伝を行うカラコルム博物館が設立された。


ハルコルム博物館には、常設展示ホールと臨時展示ホール、屋外展示エリアがある。常設展示ホールと臨時展示ホールには、石器時代、青銅器時代、古代王国時代、大モンゴル国時代の展示物が置かれている。オルホン渓谷で発見された石の遺物、カラコルム市を初めて発掘した学者についての展示物、その研究により発見された遺物の一部が展示されている。例えば、亀石の背中に立っていた発光像の一部、建材を燃やした炉の跡、教会の床暖房システムの残物、チンギスハーン、オゴデイハーン、グユクハーンの銀貨、イル・ハン国時代の銀貨、建物の床板、クビライハーンがマルコ・ポーロに授与したゲレゲ、仏教寺院の遺跡で発見された粘土仏像とピラミッド、陶器、アラビア文字の発光像、クビライハーンの司令官の鞍と鐙、モンゴル帝国軍隊の鏃など多数の重要な遺物が展示される。