日本人専門家がサイバーセキュリティ研修を指導
社会(ウランバートル市、2024年2月29日、国営モンツァメ通信社)本日、電子開発通信省、サイバーセキュリティ評議会事務局、JICAモンゴル事務所、「GMO-Z.com Mongolia」社の共催により「サイバーセキュリティ専門家研修」が開催された。
Ch.ゾルバヤル・サイバーセキュリティ評議会会長によると、モンゴルでは毎週、平均で8652個のIPアドレスに、7万6700件の違反が登録されている。そのうち71%は悪意のあるコード、20%はシステム検索、4.4%は脆弱性の悪用、2.1%はパスワードの複合化である。また、サイバーセキュリティの確保には、人、プロセス、テクノロジーの相互依存が非常に重要である。 モンゴル国会と政府は法的環境を構築し、投資とテクノロジーが直面する課題を解決しているが、最も重要である人材育成の課題が依然として直面していると強調した。
今回の研修を「GMO-Z.com Mongolia」社の講師らが指導し、日本人専門家がサイバーセキュリティ・リスク、ウェブ・システムの基本構成と設定ミス、脆弱性に対する攻撃の理解などについて理論及び実践を組み合わせ実施した。
昨年、サイバーセキュリティ評議会事務局と電子開発通信省は、JICA国際協力機構と協力し、 6回の研修を実施し、300人の従業員が参加した。 JICAとの協力により実施された一連研修は、サイバー セキュリティ専門家のスキル向上に向けた多面的な取り組みの一部である。