「アジアフォーク2024」フエステイバルが開催

社会
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2024-06-18 09:53:14

(ウランバートル市、2024年6月18日、国営モンツァメ通信社)6月14日、スフバートル広場でアジア各都市の民俗芸術、手工芸品の「アジアフォーク2024」フエステイバルが開催された。


同フェスティバルには、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ウズベキスタン、インド、日本、イラン、ブルガリアを含む11ヶ国から160人以上のアーティストや職人が参加された。また、ウランバートル市内9地区の中小企業者や職人も作品を展示した。


同フェステイバルを提案したB.ツァツラル「アルトラール芸術と文化」NGO代表者が「アジア各都市の民俗芸術、手工芸品のアジアフォークフエステイバルは、初めて2019年にモンゴル首相の後援の下、アジア民俗芸術フェスティバルという名で開催された。当時、12ヶ国から200人以上の芸術家、モンゴルからは2000人以上の民俗タレントや遺産継承者が参加した。2020~22年の間、パンデミックのためオンラインで開催された。昨年以来、首都知事の後援のもと、首都事務局、首都文化芸術局、首都中小企業・サービス支援センター(首都有)、「アルトラール文化芸術」非政府機関および国際民俗芸術フェスティバル協会から共催されている。インドから何百年間の歴史を持つシルクスクリーン印刷芸術の第9代職人と銅鐸職人、日本の着物のワークワークショップを開催する。3日間、同広場で各国からの芸術家等の生演奏が主催される」と述べた。



「熊本モンゴル」プロジェクトの宮原美智子理事長が「同フェステイバルは2回目である。昨年、初めて3人で参加したが、今年は8人で参加している。理由は、モンゴル人が民族衣装を尊重しているのを実際に見て、とても誇りに思っていたからである。今回、着物という民族衣装をモンゴル人に紹介する目的である。着物シルクおよび日本の絹で作った現代的な洋服を紹介する。また、モンゴルの職人や女性と共作した作品も展示されている。『熊本モンゴル』プロジェクトは3年目で、モンゴルの職人や女性たちと協力して、作品を一緒に作ったり、経済的能力を向上させる、収入を増やせ、自信をサポートすることを目的に実施されている。同アジア各都市の民俗芸術、手工芸品の「アジアフォーク2024」フエステイバルに参加することで、当プロジェクト実施のプラットフォームとなることを嬉しく思う」と表明した。



インドのカチ鍛冶屋のロハール・ハジ・シディク鐘職人が「祖父から受け継いだ銅で作った音を出す鐘をモンゴルに展示している。牛の首にかける鈴のほか、外扉の音飾りに使用する鈴などさまざまな鈴が持ち込まれた。大きさは 1〜14㍍まであり、大きさに応じて異なる音を発する」と表明した。


同フェステイバルの際、イランのヨネス・チョラムザデ・アラム音楽家が、J.アマルメンド作曲家の「胡弓の曲」作曲を演奏した。