ウランバートル市、バス停掲示板を更新
社会
(ウランバートル市、2025年7月30日、国営モンツァメ通信社)首都知事室は、公共交通機関の車両更新事業の一環として、市民の需要に応じた安全で快適なサービスの提供を目指し、技術革新の導入や日常サービスの向上に取り組んでいると発表した。
市の説明によると、この取り組みの一環として、バス停に設置されている情報掲示板の更新作業を段階的に進めている。
ウランバートル市公共交通局、交通政策研究課のO.ホンゴルゾル専門スタッフは「今回更新を開始した掲示板は、地図を用いたデザインで、子どもから高齢者まで誰が見ても分かりやすくした。従来は情報をすべて手作業で入力・作成していたが、自動化により細部まで正確に反映できるようになった」と述べた。
掲示板の自動化作業を担う「データ・デウス」社のJ.ボロル最高経営責任者は「各バス停ごとに、全てのバス路線情報を地図上に自動表示できるようにした。手作業で細部を描く必要がなくなり、生産性が向上した。現在は試作モデルを製作し、初期バージョンを公開している段階である」と話した。
ウランバートル市内で、日常的に133路線で平均1000台以上のバスが運行し、50万人超の市民が利用している。市内には計1280ヵ所のバス停が設置されている。