モンゴルでアジアサイエンスパークの会議が開催
社会
(ウランバートル市、2024年8月23日、国営モンツァメ通信社)第27回アジアサイエンスパーク協会会議(ASPA-2024)がウランバートル市で開催されている。同会議は、1997年から毎年開催されている。
「地域開発における科学技術パークの役割と影響」をテーマとした同会議は、経済開発省、デジタル開発・イノベーション・通信省、国家情報技術パーク、アジアサイエンスパーク協会などにより共催された。
同会議に中国、韓国、イラン、日本、タイ、ウズベキスタン、カザフスタンを含む11カ国から200人以上の代表者が出席している。
近年、この分野における人事政策とその能力向上に特別な注意が払われている。
ツェンド・バータルフーデジタル開発・イノベーション・通信大臣は、「ASPA-2024」会議の開会式で「モンゴル政府はイノベーションとインフラの発展に特別な注意を払い、今後4 年間で公共情報インフラを全ての学生がアクセスできるような大きな目標を設定している」と述べた。
また、情報技術産業促進のためバーチャルゾーンに登録されたIT企業は、税金および非税金のさまざまな優遇措置が受けられる。バーチャルゾーンで地域企業のみならず、グローバルIT企業の稼働環境の提供を目指す。モンゴルはアジア科学技術パークの架け橋になると強調した。
「地域開発における科学技術パークの役割と影響」をテーマに開催された同会議で、参加者はサイエンスパークへの国民や政府の協力や資金提供、支出方法などについて経験を共有し、スタートアップ企業を支持する方法、今後の取り組みについて検討している。