環境保護とグリーン開発に関し協力
政治(ニューヨーク市、2024年10月02日、国営モンツァメ通信社)9月25日、オフナー・フレルスフ大統領は第79回国連総会一般討論に出席する際、アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁と会談した。
フレルスフ大統領は国連開発計画との協力関係に満足感を表明し、モンゴル国が持続可能な開発目標の達成を加速させるため努力していると強調した。また、モンゴルと国連開発計画との間で、良好なガバナンス、砂漠化、気候変動、グリーントランジション、エネルギー移管、女性のエンパワーメント、ジェンダー平等、内陸発展途上国の権益保護など、多数の部門で展開中の協力を一貫して支持する意向を示した。
これに対し、アヒム・シュタイナー国連開発計画総裁は、モンゴルの大統領が発案した提案や構想を支持し、モンゴルとの協力を拡大する意向を示した。特に、環境保護やグリーン開発に関する協力に特別な注意を払う旨を述べた。
具体的に、モンゴルの大統領が発案した、家畜由来の原材料を経済流通に活用し、付加価値の付いた輸出製品を生産することを目的とした「白金」プログラムを強調し、同プログラムの枠内での協力の可能性について意見を交換した。
さらに、モンゴル国大統領の後援の下で、今年の8月にウランバートル市で開催された世界女性フォーラムは、タイミングが良く、主催国だけに限らず、世界中の女性の共通の課題を提起し、広範で実務的な議論を展開した成功裏なフォーラムであったことを指摘した。
同フォーラムで採択された「持続可能な未来のためのウランバートル宣言」の主要な理念が、9月22~23日にニューヨーク市で開催された「未来サミット」で採択された文書に反映したことを評価した。
モンゴルでの世界女性フォーラムの開催に際して国連開発計画が支援・協力したことに満足感を示した。