Ulaanbaatar
オックスフォード大学がモンゴル・サイバーセキュリティ評価
社会
（ウランバートル市、2024年10月03日、国営モンツァメ通信社）
デジタル開発・イノベーション・通信省、JICA、オックスフォード大学のサイバーセキュリティ能力センターが共同で「モンゴルのサイバーセキュリティの現状を評価する」研究を開始した。
同研究に、モンゴルの政府、民間部門、そして国際的な100以上の組織の代表者が参加しており、10月2日～10月4日かけて相談会が開催される。サイバーセキュリティの能力を評価するモデルは、イギリス政府、国際機関、学術機関、一般国民、民間部門、そして市民社会の代表者からなる200人以上の専門家によって作成され、5つのレベルで定義される。
研究を通じて、モンゴルのサイバーセキュリティを確保するための現状、努力、今後の実施活動を明らかにし、サイバーセキュリティに関する知識や能力を向上させ、投資を最適に配置し、国内外の協力を拡大し、民間部門や市民のサイバーセキュリティに関する政策立案への信頼を高める解決策を特定することが重要である。
モンゴル国会は2021年にサイバーセキュリティに関する法律を採択し、サイバーセキュリティを確保するための法的環境を整備した。また、2022年度内閣決議により「サイバーセキュリティ国家戦略」が承認され、全国的にサイバーセキュリティを確保するための5つの目標と40の活動が実施されている。
