MIAT国有企業トランジット乗客の数、昨年同期比50%増加
社会(ウランバートル市、2024年10月21日、国営モンツァメ通信社)モンゴル政府が発表した「モンゴル訪問の年」の一環として、MIAT国営航空会社は、航空旅客を増やし、アジアとヨーロッパを結ぶ貨物輸送やトランジット市場を拡大するためさまざまな取り組みを段階的に進めている。
その結果、MIATを利用する乗客の数は新型コロナウイルス感染症以前と比べて大きく増加している。2023年には、モンゴル国内で航空輸送を利用した170万人のうち、50%以上にあたる90万2000人がMIATを利用した。また、2019年にはMIATが4000人以上のトランジット乗客を輸送していたが、2023年にはその数が1万4600人に達した。
MIATは、今年初の9ヵ月間で約1万2000人のトランジット乗客が輸送された。前年同期比50%増加した。また、今後さらに国際的な協力を拡大するために取り組んでおり、この冬の運航スケジュールでバンコク、プーケット、ベトナムのホーチミン市への新しい便を運航開始する予定である。これにより、冬季の観光やトランジットの流れがさらに増加する見込みである。