モンゴル国開発銀行、自然環境・気候変動省と協力

経済
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2024-12-30 09:27:54

(ウランバートル市、2024年12月30日、国営モンツァメ通信社)12月24日、モンゴル開発銀行は、自然環境・気候変動省と協力覚書を締結した。
同覚書に、サルダン・オドントヤ自然環境・気候変動大臣とZ.ナラントヤ・モンゴル開発銀行最高経営責任者が署名した。覚書に、気候変動への対応や、グリーン開発を支援するため全国の主要なプロジェクトやプログラムへの資金提供に取り組むことが記されている。

ナラントヤ・モンゴル開発銀行最高経営責任者は、「モンゴル開発銀行は今後、国際機関と協力してグリーンローンの資金源を集め、国内の金融機関を通じて、輸出を支持する企業のプロジェクトや、省エネルギー、大気・環境汚染の削減に積極的な影響を与えるエコ住宅プロジェクトを資金提供する予定である。これらは自然環境・気候変動省と締結した覚書の枠で実施する」と述べた。

双方の協力により、グリーン・ファイナンスの資金源を集め、持続可能な開発目標に沿って、優先度の高いプロジェクトを実施することで、モンゴル国において環境および経済的に測定可能な利益を生み出すことができると強調されている。

さらに、モンゴルがグリーン経済戦略をますます重要視している中で、開発銀行は緑の気候基金(GCF)やアジア開発銀行などの国際金融機関と連携し、低利の資金調達や技術支援を受け、グリーン・ローンへのアクセス拡大を目指している。