エルデミーン・オンドラー統合学校日本語教室の整備
社会
(ウランバートル市、2025年02月24日、国営モンツァメ通信社)2月19日、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使とU.ソミヤーバータル・バヤンゴル区長は、日本国「草の根文化無償資金協力」案件の枠で「エルデミーン・オンドラー統合学校日本語教室整備計画」の贈与契約に署名した。同案件の供与限度額は、7万1068米㌦または2億4146万3916トゥグルグである。草の根文化無償資金協力案件は2005年に初めて実施が開始された。同案件は10回目の案件である。
井川原大使は「同案件は、ウランバートル市バヤンゴル区にあるエルデミーン・オンドラー統合学校の日本語教室の整備を行うものである。今回の計画により、IT機材の整った子ども中心授業の環境を整備することで、同校の日本語教育レベルが向上し、幅広い分野で日本とモンゴルをつなぐ優秀な人材の育成が期待される」と強調した。
草の根文化無償資金協力案件は、非政府組織や地方行政など非営利団体に文化および高等教育機関環境整備に活用する機械の調達、建設整備を支援する案件である。同案件の目的は発展途上国の文化と教育分野の発展、さらにその国々との文化関係と友好関係の強化及び相互理解の深化である。