モンゴルとラオスIT分野での協力を開始
社会
(ウランバートル市、2025年4月10日、国営モンツァメ通信社)ツェンド・バータルフー・デジタル開発・イノベーション・通信大臣は、ホンケオ・スークサヴァット(Hongkeo Souksavath)駐モンゴル・ラオス人民共和国特命全権大使と会談した。
同会談は、二国間の関係において情報通信技術分野での初めて公式な交流を確立し、協力の基盤を築いた点で非常に重要な意義を持っている。
バータルフー大臣は「e-Mongolia」システムを紹介し、技術の進歩と市民への実際的な利益について述べた。また、同システムの導入により、モンゴルは国連が2年ごとに発表する「電子政府指数」で28ランク向上し、190カ国中46位にランクインしたことを強調した。
また、ラオス側に「e-Mongolia」システムのソースコードを輸出し、これを基に「e-Laos」と名付けた政府サービスの新しい電子システムを開発する提案した。同イニシアチブは、二国間の協力を情報技術分野にとどまらず、政府サービスを透明でアクセスしやすく迅速に提供するための重要なステップとなると、両国は一致した。今後、両国は相互に経験を共有し、デジタル経済の発展に向けて共同で取り組む可能性について協議し、意見交換をした。
ちなみに、2023年11月に、オフナー・フレルスフ大統領はラオスを国賓訪問した。一方、2024年6月にはトンルン・シースリット・ラオス大統領はモンゴルを国賓訪問した。両国のハイレベルな相互訪問の中、健康、食品、農業、軽工業、政府機関の改革に関する3つの覚書を結んだ。
更に、情報通信技術分野での協力が正式に始まったことが、デジタル開発・イノベーション・通信省によって報じられた。