「エメールト」エコパーク、家畜由来原料の43.5%を加工

経済
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2025-11-20 16:24:44

(ウランバートル市、2025年11月20日、国営モンツァメ通信社)畜産分野をクラスター方式で発展させ、家畜由来原料を付加価値付きの製品にすることを目的として、「エメールト・エコ産業パーク」プロジェクトが実施中である。


同パークは東部と西部の2つの区域に設置される。東部区域に、羊毛・カシミヤおよび皮革加工工場が設置される。同区域のインフラ整備予算が更新された。現在、洪水対策施設の予算が建設開発センターの認証評価により承認され、飲料水供給施設の設計予算の更新作業が40%の進捗状況である。一方、西部区域に、食肉・副産物加工工場が設置される。


市中心部から30㌔離れたハンオール区第13ホローの539㌶に建設される同パークは、年間750万枚の皮革、3000㌧の羊毛、5800㌧のカシミヤ、2万5000㌧の食肉、8000㌧の副産物を加工する能力がある。従って、全国の家畜由来原料の43.5%が加工され、5600人分の新規雇用が創出されるだけでなく、モンゴルのブランド製品が世界市場に進出する新たな機会が開拓される。