オーストリア国民議会安全保障・外交政策常任委員会委員長と会談

政治
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2024-04-22 16:53:00

(ウランバートル市、2024年4月22日、国営モンツァメ通信社)エンフタイワン・バトアムガラン国会議員兼モンゴル・オーストリア議員連盟会長が率いる代表らは、オーストリア訪問の際、ハラルド・トロックオーストリア国民議会安全保障・外交政策常任委員会委員長と会談した。


会談の冒頭、ハラルド・トロック委員長は、「国際情勢が複雑化し、地政学的な問題が山積している現在、二国間関係の一層強化、相互の政治的信頼と理解の強化、国際舞台での相互支持が重要である」と指摘した。


バトアムガラン会長は、「オーストリアは、モンゴルの第三隣国であり、欧州連合、特にオーストリアは、モンゴルの民主主義と市場経済への移行を断固として支持してきたことに対し感謝している」と述べた。


同氏は、また、両国国会間協力の活性化の重要性を強調し、「民主的価値観に基づく関係を強化し、同方面の協力拡大に努める。モンゴルは、欧州のグリーン・イニシアチブの一環であり、森林の保護と回復、森林活用、持続可能な森林管理を経済効率の高度な方法で発展させることを目指している「森林パートナーシップ」プログラムに参加したアジア初の国となった。オーストリアは、グリーン開発、気候変動との闘い、温室効果ガス排出量の削減、クリーン・エネルギー源の導入において豊富な経験を有する。森林パートナーシップの枠内で、エネルギーとグリーン開発の分野での協力が可能であると考えている」と語った。


会談の際、双方は、自然環境の保護、気候変動の緩和、食糧安全確保、教育、保健、農業、再生可能エネルギー、インフラストラクチャー各分野における協力の強化、相互に有益な投資増加の機会について話し合い、意見を交換した。


モンゴルとオーストリアは、1963年に外交関係を樹立し、オーストリアはモンゴルの独立を承認した最初の西側諸国の一つである。