ウンドル・ゲゲーン・ザナバザル
チンギス・ハーンの「黄金の氏族」の血を引くウンドル・ゲゲーン(「徳の高い活仏」の意)・ザナバザルの才能や技術・資質を専門家は「東洋のルネサンス」と評し、ミケランジェロ・ブオナローティやレオナルド・ダ・ヴィンチらに例えられる。ウンドル・ゲゲーン・ザナバザルは、政治家・学者であるばかりか、建築家であり、彫刻家、詩人、仏師、画家、哲学者でもある。多様な才能、人道的な思想、高い芸術性により、正にルネサンスの芸術家らに匹敵する真の芸術家であった。ザナバザルの五智如来、オチルダリ仏、弥勒菩薩、文殊菩薩、白多羅菩薩、緑多羅菩薩、二十一多羅佛母、仏舎利塔などの作品群は今日においても高い評価を受けている。
2149日