観光に最適なアルハンガイ県 (県の紹介シリーズ 1)

モンゴルについて
41@montsame.mn
2017-07-31 13:57:52
本サイトでは、観光シーズンに向けモンゴルの自然豊かな場所をシリーズでお届けする。
 アルハンガイ県の人口は9万3000人。モンゴルの中央部に位置し、面積は5万5200平方キロ。県の全土は海抜1200~3600㍍であり、ハンガイ山脈の山地、森林、平原地帯から形成される。アルハンガイ県の発展の機動力の一つは観光である。四季にわたる自然豊かな各地及び歴史的名所、遊牧生活、伝統習慣で、今後も観光開発に有望な地域である。次に、観光客が最も興味を惹く名所を紹介する。



1.ホルゴ山

 

 アルハンガイ県タリアト郡に位置するホルゴ山は観光名所であり、面積は56平方キロ。1965年に自然保護区に指定されている。ホルゴ山は死火山で、クレーターの直径300~400㍍、深さは70㍍の急斜面である。モンゴルでは計400の死火山がある。このうち、ホルゴ死火山が最も若く、2万年前に死火山となったので、クレーターに湖がまだできていないという。








2.テルヒーン・ツァガーン湖




 テルヒーン・ツァガーン火山噴火によりできたハンガイ山脈の自然豊かな湖の一つで、ホルゴ山から西へ2~3キロに位置している。湖の長さ16キロ、幅6キロ、深さ20㍍の淡水湖である。海抜2060㍍にあり、北と南のテルヒ川が合流し、湖になっている。現在、アルハンガイ県の観光主要地である。









3.ソバルガ・ハイルハン山

 

 ソバルガ・ハイルハン山はモンゴル国大統領令により2007年7月に国家崇拝山として指定されている。この山はアルハンガイ県ツェンヘル郡にあり、海抜3117㍍で、ハンガー山脈の領域に入り、独特な自然形成の山である。ソバルガ・ハイルハン山も火山系の山で、ふもとは森林に覆われ、頂上ははげ山で、火山のクレーターにできた淡水湖もある。古来から貴族や地元人が崇拝していた歴史があり、もし、男性が頂上までに登れば3年にわたり運勢が回復し、災難に遭わないと言われている。






4.ノヨン・ハタン・ハンガイ山

  アルハンガイ県ハンガイ郡から南西へ18キロにあるノヨン・ハタン・ハンガイ山という堂々と聳える美しい山がある。この山を1998年に自然保護地区に指定している。ノヨン・ハタン・ハンガイ山の北西ふもとに温泉と冷泉がある。温泉の熱さは36~39度で、アルカリ性酸、硫化水素、シリカが含まれている。この温泉が内臓と腰痛、関節痛などによく効き、目、耳、鼻、口に利く冷泉がそれぞれの湧口から出ている。



5.ボルガン山



 

 アルハンガイ県の県庁所在地の北に聳えるボルガン山は1956年にモンゴル人民共和国の人民大会令により自然保護地区として指定された。この山の高度は1980㍍であり、山には数多くの歴史的記念物が置かれている。山の斜面には7個の仏像があり、真ん中にある仏像はゾンカバ・ロブサン・ジャバ仏教教師を18~19世紀に制作した肖像である。モンゴル建物やチベット語で彫刻された歴史的記念物が多い。ボルガン山に地元人が当年の吉日に灯明をつけ、健康や祝福、仕事の成功を祈願し、信仰する伝統がある。山のお守りは女神なので、ミルクや乳製品のみを捧げる。400年前から灯明をつけて、信仰する世界唯一の山はボルガン山であり、ここを訪れる国内外の観光客が年々増えつつある。



6.タイハル石



 アルハンガイ県イフ・タミル郡の北部、タミル川岸にあるタイハル石は県庁所在地から20キロにあり、高さ16㍍もある巨大な石である。この素晴らしい石について数多くの伝説がある。例えば「ある力強い力士が地元の遊牧民を脅かしていた巨大な蛇を殺すためにこの石を持ち込み、この場所に置いた」との伝説もある。タイハル石には数千年の歴史を述べる岩画、部族の印、様々な言語の文字が書かれている。学者らはこれらの文字を19世紀から研究し、最も古い古代文字は石器時代に関わる印、動物画だと判定されている。これには歴史的な150件の文字がある。タイハル石は観光として既に知られている場所だが、今でもそこを訪れ、記念写真を撮る人の足跡が途切れない。




7.チョロート峡谷

 チョロート峡谷はホルゴ山の火山噴火によりできた峡谷である。峡谷の平均の深さは15~20㍍だが、所々では60㍍もある。100キロ続き、間にチョロート川が流れる。この川は415キロ流れ、イデル川に注ぐ。川にはカワカマス、イトウ、パーチなどの魚が豊富だ。
 チョロート峡谷は県庁所在地から100キロのところに位置し、舗装道路で2~3時間以内に着く。ここは観光主要地の一つであり、世界4番目のガラス橋の建設工事が始まっている。橋の第一段階は7月に竣工する予定。また、峡谷から西へ100㍍のところでは「ゾーン・サラー木」という地元人が崇拝するユニークな木が生えており、観光客も多く訪れる。



8.ウギー湖

 アルハンガイ県のウギーノール郡にあるウギー湖は平原の海抜1332㍍にある。湖の面積は25.2平方キロ、長さ7.1キロ、幅5.3キロ、深さ15.3㍍の淡水湖である。面積では県内のテルヒーン・ツァガーン湖の次に入り、15種類の魚や80種類の虫が生息している。また、130種類の水鳥が集まる自然豊かな所である。県庁はウギー湖をもとに冬季観光促進の方策を取っている。2014年から冬季の全国魚釣り大会、現地のゲームとなる「氷上踝を弾く」ゲーム大会を開いてきた。



本社記者:B.ゲレルト・オド

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