国立馬頭琴交響楽団、日本政府より外務大臣表彰を受賞
社会芸術の秋にふさわしい記念式典が、11月1日、日本大使公邸で催された。国立馬頭琴交響楽団の長年にわたる日本・モンゴル文化交流事業に対する貢献に、日本国外務大臣表彰が授与されたのだ。冒頭、高岡大使は、「多年にわたり音楽を通して日・モ文化交流の発展に寄与した馬頭琴交響楽団に深く敬意を表します」と賛辞を述べた上で、「同楽団は、日本・モンゴル外交樹立25周年となる1997年に、初めて日本で公演し、これまでに35回の日本国内各地で公演を行ってきた。とりわけ、2016年、大災害に見舞われた福島県で慰問公演を行い、被災された多くの人々の心を癒してくれました」と感謝。皇太子殿下がモンゴルを訪問された折には、馬頭琴交響楽団と一緒に舞台に上がり、ビオラを演奏されたというエピソードも披露した。