エンサダ社、新たな製粉工場が稼働

経済
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2019-04-17 09:48:30

 エンサダ・ホールディングは6日、ウランバートル市バヤンゴル区で建設を進めていた製粉工場が完成し、操業を始めたと発表した。国内生産能力を強化し、供給体制の充実を図る。工場は最新鋭のトルコ系アラバラ社製の製粉機を整備。年産能力は4万㌧で、同工場の稼働により、新たに150人分の雇用ができた。

 ウスフ・ボルドサイハン創業者は「製品の輸出を考えている。拡張も順調だ」と述べ、「最高品質の食材提供を念頭に頑張っている」とした。

 エンサダ・ホールディングによると、中国、韓国、カザフスタン、ベトナムでは、国産小麦粉輸入に対する関心が高まっているという。同社も今後、そのニーズに応え、年産量の7割を輸出にかける。生産量の約3割を国内販売業者へ安定的に提供していくるとしている。